グアム旅行記(2004.8.21〜25)<4>
三日目
まだまだ降り続く雨ー、そして風。
部屋の風呂は、換気扇から入ってきたのかゴミや埃で汚れてた。
あーあ、このお風呂に入りながら綺麗な海を見たかったのに!
オンワードの廊下の窓も水が漏れてきているのか、タオルやバケツがいっぱい。
タワーのエレベータは動いていたが、ウイングのエレベータは止まっていたみたい。
一般客は業務用?のものに誘導されていた様子。
昨夜は混雑して使えなかったmoeお気に入りの卓球をしに、朝早く(といっても7時ごろ)
出かける。念願の卓球ができて(でも、30分交代)満足した後、
プルミエで朝食を取る。
ロビー付近にはボードに台風状況、空港の様子が書かれていた。
昨日、帰国予定だった人たちは、飛行機が飛ばなくて本当に困っただろう。
この日の午前中も依然、コンディション1らしいが、お昼近くになってくると
ショッピングバスやらタクシーで出かける人を見かけるようになる。
今日こそは、大丈夫かな?ニッコーホテルのマジックショー。
幸い、昨日と違う人がカウンターにいるので、恐る恐る聞いてみる。
意外とあっさり、申し込みができてしまった。
昨日とはうって変わって、感じの良い人で一安心。
今日は、オンワードからアルパンビーチタワーへの移動の日。
予定ではチェックアウトぎりぎりの1時までプールで遊ぼうと思っていたけど、
何も出来ない状態で、部屋にいてもつまらないし・・・という感じだったので
11時頃チェックアウトしてタクシーでアルパンビーチタワーへ向かう。
★アルパンビーチタワーそしてショッピング★
オンワードからアルパンまでは、タクシーで5ドルちょっと、思ったとおり近い。
チェックインは2時だということはわかっていたので、フロントで荷物を預け、
その時ちょうど来ていたDFS行きのバスに乗り込む。
DFSは行かなくてもいいかなと思っていた場所だったけど、この際、どこでもいい。
とにかく出かけられるということが嬉しい気分。
ショッピングバスは各ホテルを回るから、それを時間がもったいないと思う人も
いるかもしれないけれど、私はいつも何となく楽しんでいる。
それぞれのホテルの雰囲気や、宿泊客の感じがわかって、次回の参考にしちゃおうとも思う。
DFSはとにかく、混んでいた。たぶん、昨日ホテルから出られなかった人たちが今こそと
ばかりに出てきたのだろう。
そのまま店内をちょっとのぞいただけで、今度はマイクロネシアモール行きのバスへ乗る。
こちらは大人一人2ドルかかった。
マイクロネシアモールのフードコートで食事。
フードコートの食事はありがたい。家族それぞれの食事の好みが違うのだから、好きなものを
選んで食べられるというのは助かる。それに安いし、なかなかおいしい。
食後、子ども達がボールがコロコロ転がってくる不思議なオブジェに見入っている間に
私はそそくさとショッピングに出かけた。
★クレジットカードがない!★
そして、この旅、台風に続くショッキングなできごとが起ってしまう。
レスポで気に入ったバックを見つけ、さて買おうと財布からクレジットカードを
取り出そうとしたら、見つからない。焦っていろいろ探すもない、ない!
品物を包みかけていた店員さんにカードがないことを告げて、そそくさとパパのいるところへ。
どうしても見つからない。財布からすり落ちたとしか思えない。
この財布、普段は使っていないんだけど、海外に行ったときなどに使っていた。大きくていろいろ
入るけど、ポケットがゆるい感じ。その中でも一番安全そうなところに入れていたけど、落ちたのだろうな。
最後にカードを使ったのは、オンワードのフロントなので、そこに電話しようと
公衆電話に向かうが、電話がかけられない(長距離電話専用だった)
パパにそれを言いに戻ると、今度はパパが電話を探しにいってくれた。
別のところにかけられる電話があったらしい。
オンワードにカードがあるかどうか尋ねたがなかったらしい。かなり心配されたみたい。
それから、カード会社へ。何かあったときの連絡先が書いてある小さなカード型の紙を
持って来ていたので、そこにある紛失した場合の電話番号へ電話をかけ、連絡をとる。
すぐにカードの使用を止めてもらう。
そして、現地の警察へ紛失の届出をして、帰国後、本人から再連絡するようにと指示を受ける。
はぁ・・・警察か。ちょっとどんよりした気分のまま、
子ども達が乗りたいといっていた室内遊園地の乗り物に乗る・・・
思ったより時間がかかってしまって、5時少し前のチェックイン。
910号室、プール側の部屋だった。
子ども達はお砂場セットをそれぞれもらう。
ゆっくり部屋の中を観察したいが、マジックショーのお迎えが5:40分なので、身支度を
いろいろしていたらあっという間に時間になってしまった。
アルパンは一番端にあるホテルなので、バスのお迎えも一番最初。5分前に電話が
かかってきて、慌ててロビーに降りる。
ところが、今度はショーの引換券がないじゃない!一旦降りたもののまた部屋に
戻って探して、走って。
そういえば、先ほどフロントでマジックショー宛に部屋番号のお知らせの電話を入れ、
ついでにフロントの人に警察の場所も聞いていたんだっけ。
そしたら、フロントのデスクの上にそのまんま置いてあった。これだ!
はぁーーー、救われた気分。こうも失くし物が続くと自分が嫌になってきた。
もし、引換券がなかったら、ショーは見られないのかな・・・?たぶん。それは悲しすぎる。
★ニッコーマジックショー★
禁煙席を頼んでおいた。他には特に何も指定していなかったけど、一番前の席が
用意されていてラッキーだった。(朝早くの予約だったからかな?)
舞台が近くて、こんな目の前でマジックが見られるなんて、嬉しいな。
食事は普通のディナーを頼んでおいた(デラックスじゃない方)
ゆっくり味わいたくても、ショーが始まるとそれどころではない感じで、
味はまあまあだったけど、残してしまった。
マジックショーは本当に楽しかった。
ギャグで笑わせる日本語上手なおじさんと、本格的なマジックを見せてくれる
お兄さんと綺麗なアシスタントのお姉さんが飽きさせることなく
次々と楽しくて不思議なマジックをしてくれた。
マリックさんのテレビ番組が好きで、手品が最近流行りのmoeは食い入るように舞台を見つめ、
笑っていた。前の席にいる子は、舞台の上からいろいろ聞かれたりもするので、
それにもどうにかmoeは答えていた。
私も10ドル札を貸してあげて、ビリビリに破かれてしまった(もちろん、マジックね)
グアムらしくはないかもしれない。ハワイでも新宿?でもこんなショーは
見られるかもしれない。でも、台風に当たってしまい、ちょっぴり鬱になってしまった頃に出あったこのショーは
楽しい記憶として残るものになった。
ショーの最中で種明かしをしてくれたマジックグッズの販売を、
ショーが終わってから行われていた。
20ドル。高いよね。高いけど、目を輝かせて欲しがるmoeに買ってあげた。
★楽しい泡風呂★
アルパンに戻り、つくづく部屋を眺めてみる。
2ベットルームに広いリビング、お風呂もトイレも二つ。
主寝室のベット、片方はダブルサイズ。こっちに私とmoeとsaruが寝ることになる。
お風呂にアメニティグッズのバスジェルを入れ、ジェットバスにすると見る見るうちに泡が大盛。
子ども達は大喜びでした。(私も!)
アルパンの室内、台風の影響で窓際のカーペットがびしょびしょでした。
スリッパがあったので、それを常に履いていれば問題ないけど、子ども達は裸足でかけまわっていて、
冷たい!と何度か言っていました。
それから、台風の影響とは関係ないと思うけど、電球が切れている所が3箇所ほどあった。
それほど、支障はないことだけど、ちょっと残念!
なんだかんだと11時頃になってしまったので、子ども達はベットに入るとすぐに寝た。